マンドリンピックの選び方|おすすめ素材と違い

マンドリンピックは、素材によって音も弾き心地も大きく変わります。

  • 音が思ったより硬い
  • トレモロが安定しない
  • 弾きにくい

こういった問題は、素材選びで解決できることが多いです。

この記事では、マンドリンピックの素材ごとの違いと選び方を解説し、特に「セルロイド」と「べっ甲」を中心に詳しく紹介します。

結論:おすすめ素材はこれ

扱いやすさ・バランス重視 → セルロイド
音の深さ・表現力重視 → べっ甲

迷ったらセルロイドから始めて問題ありません。

マンドリンピックの選び方(3つの基準)

  • ① 音の方向(柔らかい・シャープ)
  • ② 厚み(トレモロの安定性)
  • ③ グリップ(滑りにくさ)

まずはこの3つの基準で方向性を決めると、自分に合う素材が見つかりやすくなります。

セルロイド素材の特性と魅力

■ 色による違いはあるのか

わずかな差はあります。

着色(顔料)の影響により、透明素材と色付き素材では特性に差が出ます。 この違いは非常に微細ですが、感性の鋭い演奏者であれば感じ取れるレベルです。

■ 色付きと透明、どちらが主流か

色付き(主流)
セルロイドは発色の良さが特徴で、一般的に流通しているピックは色付きが中心です。 ただし顔料を含むため、やや脆さがあります。

透明素材(クリア)

  • 音が素直で伸びがある
  • ピッキングノイズが少ない
  • タッチがそのまま音に出る

クセが少なく、素材本来の特性を活かせるのが特徴です。

■ セルロイドの魅力

  • 程よい硬さと反発力
  • 扱いやすいバランス
  • 価格と性能のバランスが良い

さらに、丁寧に磨き上げることで、べっ甲と変わらぬ感触になります。

■ セルロイドの見分け方

セルロイドは、樟脳(しょうのう)由来の独特なツンとした匂いがあります。 セロハンテープに近い匂いです。

べっ甲の特徴

  • 音が柔らかく深みがある
  • トレモロが滑らか
  • コントロール性が高い

表現力を重視するなら最適な素材です。

※べっ甲は規制により流通が制限されており、将来的には新規入手不可能、使用もできなくなると予想されます。

その他の素材

  • POM(ジュラコン):アタックが強くシャープな音
  • ナイロン:柔らかく扱いやすいがやや丸い音

セルロイドやべっ甲と比べるとキャラクターが異なるため、用途に応じて選ばれます。

よくある失敗

■ 誰かに合わせて選ぶ

有名プレイヤーが使っているから、誰かに勧められたから。 その選び方では、自分の演奏に合わないことがあります。

ピックは「自分の音」を作るための道具です。 人ではなく、自分に合うものを選ぶことが重要です。

失敗しない選び方

  • まずはセルロイドで基準を知る
  • 表現力を求めたらべっ甲へ

この順番が最も失敗しにくい選び方です。

まとめ

マンドリンピックは小さな道具ですが、演奏への影響は非常に大きいです。

素材を理解して選ぶことで、弾きやすさも音も大きく変わります。

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