ピックが滑る原因は、手汗または指先の乾燥です。
(グリップ方法の違いは考慮しません)
当店では、まず指先の状態を整えることが最も重要だと考えています。
結論!アルコール系ウェットティッシュがおすすめ
当店がおすすめするのは、アルコール系ウェットティッシュです。
手汗には汗や皮脂が関係します。アルコール系なら皮脂汚れを拭き取りやすく、拭いた後も乾きが早いのが特徴です。
指先の汗や皮脂を拭き取ることで、滑りの改善が期待できます。
さらに便利なアイテム
- スポーツ用リストバンド
左手にリストバンドがあれば、演奏中に手首や腕の汗を手軽に拭き取れます。AIに作ってもらった画像は右手になっていますが。

拭いた直後にピックを持つのもひとつの方法です。指先にわずかな水分が残っている間に握ることで、適度なしっとり感を保てる場合があります。
※手肌に使用できる製品を選んでください。アルコールは肌を乾燥させることもあるため、使いすぎには注意が必要です。
ピックと指先の間には、できれば何もない方がいい。
私たちは、ピックと指先の間に余計な凹凸や素材がない状態が理想だと考えています。弦に触れたときの抵抗や振動、弾き抜ける瞬間の感覚。そうした微妙なタッチを指先で感じ取ることが、演奏の繊細な表現につながります。
滑り止め加工などが、その感覚を妨げる可能性もあります。
もちろん、加工が気にならず、快適に演奏できるのであれば問題ありません。
あくまでも、できるだけ自然な指先の感覚を大切にしたい。それがSABI P!CKSの考え方です。
最後に
アルコール系ウェットティッシュには、さまざまな種類があります。製品によって使用感も異なるため、いくつか試して自分に合うものを見つけてください。ちなみに、100円ショップで購入したアルコール系ウェットティッシュは、当店では今ひとつという印象でした。最初の実験用としては、あまりおすすめしません。
もうひとつおすすめしたいのが、スポーツ用のリストバンドです。
手首の汗をサッと拭くことができ、演奏の邪魔にもなりにくく、見た目にも自然になじみます。
ピックに滑り止め加工を加える前に、まずは指先のケアと身近なアイテムを試してみてはいかがでしょうか。
たまに質問される「セルロイドは滑りやすい?」
一般的に販売されているセルロイドピックには、表面がサラサラとした、細かな傷のような仕上げのものがあります。曇りガラスのようなマットな表面です。 しかし、当店では、このようなサラサラした表面は指先で滑りやすいと考えています。本来のセルロイドは、表面をツルツルに仕上げることで、指先になじみ、グリップ感が得られます。べっ甲ピックのような滑らかな光沢面をイメージしてください。
表面が滑らかな透明ガラスを指で触ると、意外にも指先が吸い付くような感覚があります。
一方、曇りガラスは表面が細かくザラついていて、指先がサラサラと滑ります。
※水分の影響は考慮せず、表面の仕上げによる感触の違いを例えています。