接着性(テープとの相性)
- セルロイド – 微細な凹凸でテープが密着しやすく、接着力が高い。
- アクリル – 表面エネルギーが高く、比較的粘着剤がなじむ。
- ABS樹脂 – 油分が残りやすく、テープとの接着性が低い。
耐久性
- ABS樹脂 – 耐衝撃性と靭性が高く、割れにくい。
- セルロイド – 適度な硬さと耐久性。経年で変色の可能性あり。
- アクリル – 光沢感はあるが、衝撃に弱く割れやすい。
削れやすさ(摩耗)
- ABS樹脂 – 柔らかく摩耗しやすい
- セルロイド – 摩耗しにくいが、アクリルよりは削れる
- アクリル – 表面硬度が高く、摩耗しにくい
柔軟性(同じ厚み)
- ABS樹脂 – 最も柔軟。弾力がない
- セルロイド – 柔軟性があり、弾力がある
- アクリル – 硬く脆いため柔軟性は低い。
体積硬度 押し込みに対する抵抗(ショアD換算の目安)
- セルロイド – ショアD硬度 約 90 硬めだが 弾性がある → 手で押すと少ししなる、跳ね返りがある
- アクリル – ショアD硬度 約 85 しなりがほとんどない → 硬く感じる
- ABS樹脂 – ショアD硬度 約 75 割れにくく加工しやすい。
表面硬度(表面の擦り削り・摩耗・キズへの耐性)
- アクリル – 非常に硬く、傷つきにくい。
- セルロイド – 表面は比較的硬いが、摩耗はアクリルよりやや早い。
- ABS樹脂 – やや柔らかく、表面硬度は低め。摩耗やツヤ落ちが早い
ファッション用ネイルチップの主な素材は、ABS樹脂です
ABS樹脂がファッション用ネイルチップに使われる理由は、とてもよく分かります。
薄くて柔らかく、体積も小さいため、柔軟性に優れているからです。
ただし、テープとの相性があまり良くないため、すぐに外れてしまうことがあります。そのため、ギターネイルにはABS樹脂は適していません。
また、ABS樹脂はギターピックの素材としてもほとんど人気がありません。
柔らかすぎてアタック感が弱く、耐久性も低いため、演奏には向かないのです。ギターネイルのチップ素材としては、やはりセルロイドが最適だといえます。
世界のGuitar Nails / Fake Nails / Artificial fingernails
ARIAギターネイルキット
創業者 荒井史郎 大先生と「ギターの為のつけ爪を作り」について議論をしました。
「ギターに魅せられて」サインをもらいました。自慢です。
Walter Lupi
アリアと同じ感じです
Tiptonic Fingernail Picks
地爪が少し必要なタイプ サイズ選択の方法がすごい
ALASKA PIK
地爪が少しないとダメなタイプです。
GuitarPlayerNails.com
昔ながらの瞬間接着剤
SABI P!CKS
世界で唯一 セルロイドのネイルチップを製作している。
信じられないほどマイナー 個人的には断トツ一番良いネイルチップ
渡辺香津美さん コブクロ小渕さん